にたまごほうれん草アーカイブ

はてなダイアリーで書いてた「にたまごほうれん草」という日記のアーカイブです。現在は「にたまごほうれん草ブログ」を運営中です。

Ubuntu体験

新しいPCをOSなしで購入して明日ぐらいに到着予定です。その前に使ったことのないディストリビューションを試す目的で、今あるデスクトップにUbuntuを入れてみました。
OS自体のインストールはあっさり完了したので、以下ではそれ以外を紹介予定。
やった分だけ書いていこうと思います。

Rubyのインストール

初期状態ではRubyがインストールされていなかったので、まずはそこから。
Synapticでは最新バージョンが1.8.4だったので、公式サイトから1.8.6安定版をダウンロードしてきました。
しかし、configureでつまずく。

$ ./configure
...(略)
configure:2638: error: C compiler cannot create executables

調べたところ、libc6というライブラリが足りなかったようなのでSynapticでインストール。これでconfigureが通るようになったので、

$ ./configure && make && make test && sudo make install

で完了。
次にgemのインストール。まずはパッケージを公式サイトからダウンロード。
どうやらZlibのライブラリが足りないと怒られたので、まずSynapticでzlib1gをインストール。
続いて、ruby-zlibをここからダウンロード・解凍し、以下のコマンドを打ってインストール。

$ ruby extconf.rb
$ make && sudo make install

これでgemをインストールする下地が完了したので、あとはrubygemsパッケージのディレクトリに移動して、

$ sudo ruby setup.rb

でOK。あとは好きにgemでインストールしたりすればいいさ!

Emacs22のインストール

Synapticでインストール可能なEmacs21ではUTF-8を扱うのが面倒なので(Mule-UCSが必要だとか探してもなかったりとか←これ分かる人教えてください)、CVS HEADなEmacs22をインストールすることにしました。
まずは以下のコマンドでソース取得。

$ cvs -z3 -d:pserver:anonymous@cvs.sv.gnu.org:/sources/emacs co emacs

GTKオプションをつけてConfigure〜インストール。いきなりやるとエラー終了するので、Synapticでxorg-devとlibgtk2.0-devを入れておきましょう。(ひょっとしたら前者は不要かも)

$ ./configure --with-gtk && make bootstrap && make && sudo make install