にたまごほうれん草アーカイブ

はてなダイアリーで書いてた「にたまごほうれん草」という日記のアーカイブです。現在は「にたまごほうれん草ブログ」を運営中です。

企業の研究開発の役割分類は難しい

R&D、先行開発、開発現場、それともシステム開発? 就職活動前に各部門のイメージを持とう - キャズムを超えろ!を結構うんうん頷きながら読みました。
実は先日、学生向けの就職説明会に研究開発部門の説明員として参加したのです。ただ、私の所属していた部門*1は、先述の記事内での呼び方に合わせると「先行開発部門」のようなことをしているところでした。もちろん、要素技術研究をしている部署もあるのですが、ウチの会社ではそういうのも全部ひっくるめて「研究開発」の部門なので、上手く説明するのが難しかった。先にこの記事読んどきゃよかったなぁ。要素技術研究を志して説明を聞きにきた学生さんには申し訳ないことをしたという気持ちもなきにしもあらず。
とはいえ、結局この記事で書いてあるような、「一口に研究開発と言っても細かい部門単位での役割は異なってくるのですよ」ということは説明しました。あんまり具体的なことは業務上説明できなかったのですが、大まかには、

  • 研究開発部門と商品開発部門の関係とか、
  • 研究開発部門にいても作ったものを製品やらサービスやらでローンチする際には現場にも行くよー、とか
  • 自分のバックグラウンドにかかわらず、やりたいことを持つことが大事だよ、とか

を、出来るだけポジティブなイメージを持てるよう説明したつもり。
実際自分は、2つ目が結構気に入っていて、研究開発といえども商品化にかかわれるのがいいところと思っています。
それにしても学生さん、緊張しなくていいって言ってもやっぱりみんな緊張してるのがありありと分かって楽しかった。今年はどこの企業も採用人数減らしているから大変だと思うけど、みなさん就職活動が上手くいくことを祈っています。

*1:過去形にしたのは、説明会があった翌週に所属が変わったからw