にたまごほうれん草アーカイブ

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libxml2のホームディレクトリへのインストール

Plaggerで使うXML::LibXMLをCPANでインストールするときにはlibxml2が必要となりますが、会社の部内サーバにインストールしてあるバージョンのlibxml2では古いと怒られました。しかし、私は部内サーバの管理者ではなく、そのサーバのディストリビューション用に提供されているバージョンではそれが最新だったため、libxml2を自分のホームディレクトリにインストールして使うことにしました。
以下はインストールまでのメモ。

まず、libxml2のサイトから、最新版ソースのtar ballを取って来ます。(書いている時点では2.6.26が最新)

次に、ホームディレクトリにlibとlibexecディレクトリを作ります。(分かれば名前はなんでもいいと思いますが)

$ mkdir ~/lib
$ mkdir ~/libexec

tar ballを展開し、展開後のディレクトリ内に入ります。

$ tar zxvf libxml2-2.6.26.tar.gz
$ cd libxml2-2.6.26

configure時に先ほど作成したホームディレクトリ以下のパスを指定し、インストール。

$ ./configure --prefix=$HOME/lib --exec-prefix=$HOME/libexec
$ make
$ make install

.bashrcで、インストール先のパスをそれぞれLD_LIBRARY_PATHとPATHに追加します。

export LD_LIBRARY_PATH=$HOME/lib
export PATH=$HOME/libexec/bin:$PATH

.bashrcを再読み込みしたら、CPANからXML::LibXMLをインストールして終了です。

$ source .bashrc
$ cpan -i XML::LibXML < /dev/null

他のライブラリ(OpenSSLとか)も、恐らく同様にインストール可能だと思います。
ちなみに、Perl5.8.8もホームにインストールしたが、こちらはSoftware Design 10月号やここで紹介されているので割愛しました。

しかし、私の場合はまだPlaggerから社外へのプロキシを越えるという壁があるのでした。
うーん、まだまだ先は長そうです。