全画面ターミナルのススメ
プログラマーや文章をよく書く人向けかもしれませんが。
LinuxでGnomeを使っている人は、Gnome端末を立ち上げてF11を押してみましょう。
そしてメニューからメニューバーとスクロールバーを無効にしてみましょう。
壁紙を設定している人は、背景を透過にしてみましょう。
すごく素敵ではないですか?
不便なようで結構便利
最近はもはやGUIを使わないデスクトップ環境はないと言っても過言ではありません。
しかし、そのせいかマウスとキーボードを行ったり来たりで右手がだるいと私は感じてしまいます。自分の使っているHHK Lite2のキータッチが好きなこともあり、できるだけキーボードで処理したいと思うのです。
そこで、私はターミナルのシェル機能以外に主に以下のツールを使用するようにしています。
- screen
- Emacs(を-nwで。あと多くのEmacs Lisp)
まだ使いこなすという域にはいませんが、慣れてくると段々離れがたくなる魅力があります。特にEmacsは新たな使い道を知ることでEmacsそのものがデスクトップ環境かと思ってしまうぐらい拡張性もあるので、使っていて非常に楽しいです。
見た目もすっきり
メニューバーやスクロールバーがないことで、非常に画面がすっきりします。それらを無くすことで多少見づらさはあるのですが、screenのコピーモードを使うようになってからスクロールバーは不要になりました。
見た目がシンプルなので、今やろうとしていることに集中できてよいですね。
多くの画面を切り替えるのには少しまだ課題があります。
ときには甘える
もちろん最初から全てをコマンドライン環境にしてしまうのは抵抗があることでしょう。ですが、元々Gnomeの上で動かしていたらGUIツールも普通に使うことはできるのです。無理して最初から頑張らず、GUIかターミナル上かどちらが使い易いか、使えると便利かを見極めるのが重要です。
かくいう私もFirefoxは普通に使っていますし、日本語変換もAnthyを使っています。(Emacsを敢えて-nwオプションを付けて起動しているのは、.emacsに日本語変換の設定をするのが面倒だということもあります。そういうのはターミナルで最初から簡単に使えるものを使います。これでOK)
まとめ
Gnome端末を全画面で背景透過にして使うと、画面すっきり、なんかおしゃれ、できる人ぶった感じ、キーボードの感触に酔える、といいことがたくさんあるので興味のある人は是非試してみてください。